【ブログ】人工授精の妊娠率と、ステップアップを考えるタイミングについて
こんにちは。メディカルパークダイレクトタワー横浜です。
本日は、外来でもよくご質問いただく「人工授精(AIH)でどのくらいの方が妊娠されているのか」というデータと、その後の治療の進め方についてお話しします。
1. 人工授精の妊娠率はどのくらい?
人工授精の1回あたりの妊娠率は、一般的に約5〜10%とされています。
「意外と低いな」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、自然妊娠やタイミング法(約5%前後)と比較すると、精子を洗浄・濃縮して直接子宮へ届ける分、確率は向上します。ただし、女性の年齢が上がるにつれて低下する傾向にあります。年齢とともに卵子の質や排卵の状況が変化するためです。
2. 何回くらい続けるのが一般的?
人工授精で妊娠に至ったケースの約88%が4周期以内に妊娠、5周期以上続けても妊娠率3〜5%と言われています。そのため、当院でも5〜6回をひとつの目安として、次のステップ(体外受精など)への移行をご提案することが多いです。
3. 妊娠率を左右するポイント
人工授精の成功には、以下の要素が重要です。
・精子の状態: 精液量や濃度、運動率が一定基準を満たしていること。
・排卵の正確な特定: 超音波検査や 注射 で、最も適切なタイミングを計ります。
・卵管の疎通性: 精子と卵子が出会うための通り道が確保されている必要があります。
当院よりメッセージ
不妊治療は「回数を重ねれば必ず成功する」というものではなく、
「今の自分に最適な治療は何か」を常にアップデートしていくことが重要です。
「自分たちの場合はどうだろう?」と迷われたら、いつでもお気軽に診察室でご相談ください。一緒に最適な道を探していきましょう
